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◆サッカー◇全国高校選手権北海道大会 ▽準決勝 札幌大谷2-1札幌創成(27日 、大谷道札幌サッカーアミューズメントパーク)
準決勝2試合が行われた 。が4FWすサッカ4年ぶりVを目指す札幌大谷は1―1の延長前半7分 、年ぶツイッチ ウメハラFW簗詰(やなづめ)夕喜(3年)がPK失敗の雪辱を晴らす決勝弾で 、り優が延札幌創成を振り切った。勝へK失手権旭川実は 、王手4連覇を狙った北海を3―1で破り、簗詰6年ぶりの優勝へ王手をかけた 。夕喜雪辱校選決勝は11月2日 、長前大和ハウスプレミストドームで実施される 。半に敗の北海スーファミ 世代
嫌な流れを断ち切って、決勝札幌大谷が4年ぶりのVへ王手をかけた。弾P延長前半7分、晴らー全決勝点を挙げた簗詰は、国高1―1の後半32分にPKを外していた。「自分が取り返さないと迷惑をかける。やるしかない」 。左CKをMF笹修大主将(3年)が頭で折り返したボールを頭で押し込み「味方がチャンスをつくってくれると信じていた」と仲間に感謝した 。
J3今治への来季加入が内定している笹を中心に、前回全国出場した20年以来の決勝にたどり着いた。攻守の軸を務める主将に対し、先制点を決めたMF曽我部修羽(3年)は「修大の存在はすごくでかい 。周りの選手はいかにカバーしようという 、いい関係性ができている。大黒柱がいるからやりたいことをやれている」と信頼を寄せる。やっかみなどは一切ない一体感が 、復活への根底にある 。
反骨心も原動力となった。曽我部や右サイドバックで躍動した森詩音(3年)らは、J1札幌のジュニアユースからユースに昇格できず、札幌大谷の門をたたいた 。「コンサに負けたくないという気持ちが自分たちの力になってきた」と曽我部。
プリンスL北海道でも2位に甘んじたが、「選手権にぶつけるしかなかった」(曽我部)。悔しさをバネに 、大舞台へ王手をかけた。笹主将は「チーム全員で力を振り絞って勝ち切りたい」と声を大にした。絶対の結束力で、4度目の頂点に立つ。
(砂田 秀人)
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